こんにちは。あんこいぬです。
今日は〈物語〉シリーズ13作目、『恋物語』のオーディブル版をネタバレなしレビューしていきます。
このページは1〜12作目までの内容に触れています。まだ前作読んでいない方はブラウザバックを推奨します。
→〈物語〉シリーズのレビュー一覧はこちら
オーディブル版とは?
Amazonのサブスクサービスの1つ
Amazon Audible (オーディブル) で配信されているバージョンをオーディブル版としています。
プロの声優さん、俳優さん、ナレーターさんが朗読してくれた本を聴くことができるサービスです。
月額1500円(ハードカバー本1冊分)で12万冊以上が聴き放題となっています。
『恋物語』はこんな人におすすめ
ナレーターはゆきのさつきさん
- 〈物語〉シリーズ:臥煙伊豆湖 役
- ひぐらしのなく頃に
:園崎魅音、詩音 役 - 犬夜叉:日暮かごめ 役
- 銀魂:志村妙 役
- BLEACH:四楓院夜一 役
など多数
おすすめの再生速度は?
〈物語〉シリーズを一言でいうと…
主人公、阿良々木暦くんが様々な「怪異」と出会う不思議な物語
『恋物語』には「ひたぎエンド」が収録されています。
『囮物語』の続き、神様撫子が爆誕して『暦お兄ちゃんをぶち殺す!』となった後のお話です。
季節は変わり年も明けた1月1日なんと語り部:貝木泥舟でスタートします。…あれ?次は戦場ヶ原ひたぎさんじゃ?
得体の知れない不吉な男、どちらかというと敵ポジションの、あの貝木さんです。
モノローグたっぷり、貝木泥舟が何を考えているのか丸わかり回です。意外と俗っぽい内面に萌えてしまいました…。アロハ服のくだりとか最高に面白いです。
アニメ版ではカットされている心情も多くあるので、アニメを観て「貝木泥舟、面白い男…」と思った人には是非原作を読んでほしいです。
また、タイトル通り戦場ヶ原さんも登場します。貝木とガハラさんのやりとりはなんだか新鮮です。阿良々木くんがいるときは猫被ってたな…
ゆきのさつきさんのテンポ感抜群の朗読
朗読スピードは×1.00でも速めで心地いいです。この速さで読めるのは滑舌すごすぎます。むしろ速すぎる!と思ったら、×0.05ずつスピードを下げて聴いてみてください。
演じ分けは素晴らしく、貝木泥舟は低め声の捻くれ演技、戦場ヶ原さんはアニメ版のまんま、神様撫子ちゃんは無邪気かわいい高めの声と、性格の違いもよくわかる聴きやすい演技です。
貝木モノローグの嘘を転がす語りは、楽しくてずっと聴いていたくなります。電車で聴いていて何度もにやついてしまいました…。
神様撫子ちゃんの感情をあらわにする演技は、『ひぐらしのなく頃に』の詩音、魅音を思い出しました。ゆきのさつきさんは狂った演技の迫力が半端ないんですよね…。
捻くれた貝木らしい内容×ゆきのさつきさんの朗読が本当に面白くて完成度が高い1冊になっています。
〈物語〉シリーズはオーディブルでどこまで聴ける?
2024年6月現在、最新刊まで配信されています。ハマればしばらくは楽しめます。
しばらくとはどれくらいかというと…
全30タイトル、総再生時間は297時間42分です。
めっちゃくちゃボリューミーです。私は全部聴き終えるまで1年以上かかりました。
最初から全部聴かなきゃって思わなくても大丈夫。私も最初は一生かけても終わらんよこれ…と思いましたが、いつの間にか聴き終えていました。
なんでかって?面白いから!!!もう毎日続きが気になって楽しい!
アニメを一緒に観るのもおすすめ。私はオーディブル→アニメの順で履修しました。どっちが先でも楽しめます。
〈物語〉シリーズは、各種動画配信サービスで配信中です。
おすすめはDMMTV! こちらから詳細が見られます↓↓
アニメ版をすでに観た方は再生速度を調整すれば短時間で聴くこともできますよ。
オーディブルの入会方法は?
↓のリンクからAmazon Audible (オーディブル) の公式HPに飛べます。
昔入ってたけど解約しちゃったな…という人も一定期間空いていたら無料体験の対象になっている可能性があります。
〈物語〉シリーズを聴いてみたい!と思った方は是非、オーディブルを体験してみてください。
最後に
以上、〈物語〉シリーズ13作目、『恋物語』をネタバレなしレビューしましたが、いかがでしたでしょうか?
語り部:貝木泥舟が面白過ぎて、もっと聴いていたかったです…。貝木泥舟のスピンオフ書いてください…
気になった方は是非読んでor聴いてみてください。
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